クルマライフを充実する希望ナンバー制度

1999年に始まった希望ナンバー制度、いろんなゴロ合わせが使われ、人気の番号は抽選番号になっていることもあります。
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希望ナンバー!人気語呂合わせ特集

クルマをはじめて購入する方はおそらくナンバープレートの番号というものをそれほど意識しないでしょう。
私もはじめてクルマを購入したときは、どんなクルマを買おうか、どれくらいの予算でどのようなクルマが買えるかを考えても、ナンバープレートの希望ナンバーを欲しいと思ったことはありませんでした。

ただクルマを購入してからわかるクルマのナンバーの大切さ。

女性ドライバー

「車のナンバーなんてどうでもいいよ。こだわりないし」そう高をくくっていても、いざ納車されてわかる眉をひそめたくなる数字が刻印されていたなんてエピソードも少なくありません。
たとえば西洋で不吉とされている「4」が連続して並んでいたり、「42」が並んでいれば「死に」ナンバーとなってしまいます。

常に交通事故のリスクを負っている車のナンバーが不吉に曇っているなんて、考えただけでもゾッとしませんか?
また他にも「69」と続けば、シックスナインなんていう卑猥な響きになってしまったりということも少なくありません。
ただ1回69が並んでいるだけならまだしも、「69-69」なんて続けられた日にゃ、恥ずかしくてそんなクルマ運転できませんよね。
それどころか駐車場に置いておくだけでも、近所の中学生にいじられることになります。

そのようなことを事前に回避するためにも、希望ナンバー制度を利用することをおすすめします。
希望ナンバー制度(希望番号制度)はその名の通り、自動車のナンバープレートに自分の希望する番号をつけることのできる制度です。
ナンバーの大きな文字で書かれた下の4桁の数字の部分を希望するナンバーを申請することができます。
ただ二輪車と事業用の軽自動車にはこの希望ナンバー制は適用されません。

二輪車と事業用軽自動車

【国内における希望ナンバー制導入の歴史と背景】

そもそもこの希望番号制度が導入されたのは、比較的歴史は浅く1999年にスタートしています。
それに遅れて2005年に軽自動車の希望番号制が敷かれました。

さらに翌年にはご当地ナンバーが開始されるなど、ナンバープレートに対する関心は年々強くなってきています。

希望の番号については、人気が集中する番号があり、そういった番号は抽選対象希望番号と呼ばれ、コンピュータの抽選によって当選が決まるものもあります。

【人気ナンバー】

では実際に人気のナンバーというのはどういうものなんでしょう。やはりラッキー7の「7」や末広がりの「8」は人気が高いようです。
他にも1や3、5なども特定地域名表示で抽選番号に指定されることが多いです。
1001、8008などの数字の並びも人気が高いです。他にも「良い夫婦」にちなんで「1122」などもゴロ合わせとして使われ、「1188」では「良いパパ」というように「11」のぞろ目は非常に人気です。

希望ナンバーの例

他にも自分の誕生日や名前にちなんだ並びが選ばれることもあります。
伊藤さんなら「110」の並びでイトウと読み、佐藤さんであれば「310」でサトウと読ませます。

他にも楽しいゴロ合わせの数字の組み合わせはたくさんあります。客観性のあるゴロ合わせも良いですが、自分だけ意味が分かるゴロ合わせも気持ちが入りますね。

こんな風に希望ナンバー制は、活用次第でクルマライフを充実したものにできることもあるんです。

縁起の良い数字を選びたいし、逆に不吉な数字は絶対に避けたい。
そんな思いから希望ナンバー制度を活用して自分にピッタリの数字を引き当てようとするドライバーはけっこう多いんですよ。
また自分が希望するナンバーを確実に引き当てることは、クルマを買う度に適うわけではないので、もし自分の希望するナンバーを引き当てることができたら、購入したクルマもきっと永く乗り続けることができるでしょう。愛車をきちんと大切にするためにも希望ナンバー制を十分に活用したいですね。