相手のノルマやバックマージンを把握!

さまざまなサイトで話題になっているこの値引き術ですが、業界側から見た値引きポイントを整理してみました。
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車購入の際の値引き術

ノルマ達成に必死な車屋

次の車を買うために今の愛車を売却しようという方も多いと思います。
また、引っ越しなどで一度は手放すことになってもまた車を買う機会は訪れると思います。

ここでは、
車業界側から見た値引きのポイント
をご紹介したいと思います。

新車・中古車ともに基本的にはポイントは同じですが元々利幅の少なく店舗の規模も小さい中古車はあまり過激な値引きは現実てきでないといえます。

時期を見極める

今直ぐ車がほしい!という場合には適さないですが、時期を見極めるだけでかなり値引率が変わってきます。
これは完全にクルマ屋側の都合ですがやはり「ノルマ達成」のために決算期やボーナス商戦時期は過剰な値引きにも応じやすくなります。

最も値引きできる時期は2~3月です。

年度末の決算に向けて正直皆必死です。特に販売店は親会社へのノルマ達成のため赤字覚悟で投げ売り状態なので、長期的なスパンで購入を考えているならこの時期に2.3店舗で相見積もりを取り値下げ交渉をすれば300万円代の車種で確実に20~30万は値引けますし、下手をすると40万円以上の値引きが成立することもあります。

現金ではなく、ローンで買う

「現金一括で買うから安くしてくれ!」なんていうのは通用しない時代になってしまいました。一昔前までは業者にとっても現金が入ってくることが「一番の喜び」だったのですが現在では紹介するローンを使ってもらいたいのです。
理由はそのバックマージンです。ローン契約時もしくは毎年の利息の一部がマージンとして販売店に落ちるのです。利息との兼ね合いもありますが購入価格だけを考えればローンで購入したほうが値引きには有利となることが多いですよ。

保険・ローンのバックマージンの流れ
自動車保険に同時加入する

これもローンの事例と同じで、販売店の紹介で加入すれば販売店へはバックマージンが発生します。なので「保険も一緒に加入してくれるならあと◯万引きます!」とか言ってくるのはそういうことです。

基本販売店で紹介される保険は国内会社が多く、保証は手厚いですが外資系に比べると料金は高いです。これは途中解約して、より安い保険会社に乗り換えるという手段もありますので最終手段として使ってみてください。(ローンは繰り上げ返済手数料など発生するので要確認が必要です)